はじめてANAカードをつくる人におススメしたい最強カードはコレ!ランクとブランドのごとの違いを分かりやすく解説!!

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ANAマイルを効率的に貯めるには、適切なANAカード選びが不可欠です。しかし、ANAカードには多種多様なグレードやブランドがあり自分に最適なのかを見極めるのは簡単ではありません。本記事では、初めてANAカードを作る人向けにおすすめのカードや、その特徴、選び方について詳しく解説します。

はじめに

ANAマイルは、旅行やショッピングなどで利用できる非常に便利なポイントです。しかし、マイルを効率的に貯めるには、最適なクレジットカードを選ぶことが重要です。ANAマイルが貯まるクレジットカードは数多くありますが、カード選びのポイントとしては、マイル還元率や年会費、付帯サービスなどが挙げられます。これらの要素を理解し、自分に合ったカードを選ぶことで、日常の支払いを通じて効率よくマイルを貯められるようになります。

ANAカードの種類

ANAカードには大きく分けて2種類あります。1つは純正ANAカード、もう1つは交通系IC一体型ANAカードです。交通系IC一体型ANAカードは通称「ソラチカカード」と呼ばれるカードが最も有名です。また、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードや楽天ANAマイレージクラブカードはANAカードではありません。ANAカードには券面に「ANAカード」と記載があります。

純正ANAカードと交通系IC一体型ANAカードの違い

純正ANAカードのメリットは条件を満たすとSFC(スーパーフライヤーズカード)に昇格切り替えできる点にあります。ANA航空機をたくさん利用することで昇格でき、昇格するとANAラウンジの利用や優先チェックインなどの優遇サービスを受けることができます。

一方で交通系IC一体型ANAカードは東京メトロ利用でお得にポイント(マイル)が貯めるというメリットがあります。また、年間利用額が一定額を超えるとマイル還元率をアップさせることができます。純正ANAカードよりちょっとお得ということです。

項目純正ANAカード交通系IC一体型ANAカード
見た目
メリット条件次第でSFC(スーパーフライヤーズカード)に昇格できる・東京メトロ利用でお得にポイントがたまる
・年間利用額が一定額を超えると還元率UP
デメリットSFC昇格不可能。
昇格のためには新規で発行必要

交通系IC一体型ANAカードのデメリットはSFCに昇格できないという点です。交通系IC一体型ANAカードにはSFCカードのラインナップがないため、SFCの条件を満たしたとしても新規でスーパーフライヤーズカードを作成する必要があります。純正カードの場合、切り替えをするだけですが交通系IC一体型カードの場合、新規作成になるため審査落ちのリスクがあります。

したがって将来的にSFCへの切り替えを目指しているのであれば純正ANAカードがおススメです。

純正ANAカードのランクについて

ANAカードの基本種類(一般、ワイド、ワイドゴールド、プレミアム)とランクについて

ANAカードには大きく分けて4つの種類があります。

・ANA一般カード
・ANAワイドカード
・ANAワイドゴールドカード
・ANAプレミアムカード

一般カードは年会費が低く、手軽に始められるのが魅力です。ワイドカード、ゴールドカードはマイル還元率が高く、付帯サービスが充実しており、旅行好きの方に最適です。プレミアムカードは高額な年会費がかかりますが、その分、最上級の特典やサービスを受けることができます。

マイル還元率と移行手数料の違い

マイルを効率よく貯めるためには、カードごとのマイル還元率やポイント移行手数料を比較することが大切です。例えば、還元率が1%のカードで100万円を使うと、1万マイルが貯まります。一方で、移行手数料がかかるカードもあるので、手数料も考慮して選びましょう。

付帯サービスと旅行保険の重要性

ANAカードには、旅行に役立つさまざまな付帯サービスが含まれています。例えば、海外旅行保険や空港ラウンジの利用権など、旅行者にとって大変便利なサービスが提供されます。これらのサービスを活用することで、旅行がより快適になり、安心して過ごすことができます。

年会費と特典のコストパフォーマンス

年会費はクレジットカード選びで重要なポイントです。年会費が高いカードでも、その分の特典やサービスをしっかり利用すれば、コストパフォーマンスが高くなります。自分の利用状況に合わせて、最もお得なカードを選びましょう。

ANAカードランクごとの違いまとめ

ANAカード4種類の特徴をまとめると以下のようになります。今回はカードブランドJCBで比較しています。

カード種類年会費搭乗ボーナス
マイル
日々の買い物での
マイル還元率
ANA航空券購入での
ANAマイルの付与
各種サービス
ANA JCB
一般カード
初年度 無料
2年目以降 2,200円
入会/継続マイル なし
10%0.5%(200円/マイル)
200円=1ポイント=1マイル
100円
=1.5マイル相当
なし
ANA JCB
ワイドカード
7,975円
入会/継続マイル
2,000マイル
25%0.5%(200円/マイル)
1,000円=1ポイント=5マイル
100円
=1.5マイル 相当
なし
ANA JCB
ワイドゴールド
カード
15,400円
入会/継続マイル
2,000マイル
25%1%(100円/マイル)
200円=1ポイント=2マイル
100円
=2マイル 相当
付帯保険手厚い
ANA JCB
カードプレミアム
77,000円
10,000 マイル
50%1%(100円/マイル)
1,000円=1ポイント=10マイル
100円
=3マイル 相当
付帯保険手厚い
ラウンジサービス◎
※ANA JCBカードでの比較

ANAカード選び方のコツ(はじめて作る人向け)

ワイドカード、プレミアムカードをおススメしない理由

 はじめてANAカードを作る人にはワイドカード、プレミアムカードはおススメしません。
 まずワイドカードについては年会費が高いわりに優遇されているのは搭乗ボーナスマイルだけであり、普段の買い物での還元率は一般カードと変わりません。ワイドカードを選択する人は本当に少ないです。プレミアムカードをはじめの1枚としてはおススメしません。年会費が高く、審査も厳しいです。そもそもプレミアムカードのスペックを使いこなせるかという問題もあります。

 したがって初心者の方には一般カード、ワイドゴールドカードのどちらかをおススメします。

一般カードvsワイドゴールドカードどちらがお得?

では、一般カード、ワイドゴールドカードのどちらを選ぶべきか?損益分岐点は「1マイルの価値」の考え方によって判断します。今回は簡潔に考えるために日々の買い物でのみカードを利用する方(陸マイラー)の損益分岐点を見ていきます。搭乗マイルボーナスとANA航空券購入でのANAマイルの付与率は考慮しません。つまりANA航空券を一切購入しないという前提で比較をしていきます。

「1マイルの価値」は国内線国際線平均すると大体4円程度とされています。その場合、損益分岐点は46万円となり、年間46万円以上買い物するのであればワイドゴールドカードのほうがお得ということになります。仮に国際線を利用する場合、マイルの価値はもっと高くなるので損益分岐点はより低い金額になります。

ワイドゴールドカードの中でおススメのカードブランドは?

おすすめはJCB、ソラチカゴールド、AMEXの3つ!

ワイドゴールドカードの中でのおすすめブランドはずばりJCB、ソラチカゴールド、AMEXの3つをおススメします。まず、VISA・Masterは旅行保険・保証が手厚くなくJCBのほうが優遇された上限になっています。またダイナースはスペックの割に年会費が29,700円と高いためおススメしません。したがってVISA・Master・ダイナースは消去法で脱落します。

ANA飛行機をよく利用する方はAMEXのご検討を

JCB、ソラチカゴールド、AMEXのうちどれがおススメかは人によります。出張や旅行などで年間に何回もANAの飛行機に乗る人はAMEX(ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード)がおススメです。なぜなら他のブランドはANA航空券購入時のマイル還元率が2%であるのにたいし、AMEXゴールドカードは1.5倍の3%も付与されます。年会費がJCBやソラチカゴールドに比べて高いですが、年会費の差額34,100-15,400=18,700円以上の価値のマイルを獲得できれば高い年会費を回収できます。

先ほど述べたように1マイルの価値を4円とすると18,700円÷4円/マイル=4,675マイルとなり、ANAの利用で年間4,675マイル以上貯めることができる人にとってはAMEXを検討する価値があると言えるでしょう。例えば羽田⇔福岡間の区間基本マイルが567マイル(片道、2024年8月現在)なのでこの場合、年間4往復以上する人にとってはAMEXでも十分元が取れるという計算になります。国内出張/海外出張でよくANAを使う人、定期的に家族で帰省にANA飛行機を利用する方は是非AMEXの利用をご検討ください。

日常生活での使用がメインの人はANAJCBワイドゴールドカードかソラチカカードがおススメ

そしてそんなにANA便には乗らない、日常生活でマイルを貯めるのがメインという人はANAJCBワイドゴールドカードかソラチカカードがおススメです。どちらがいいのかについては人によってことなります。

まずソラチカカードはSFC(スーパーフライヤーズカード)への昇格はできません。一方でソラチカカードは東京メトロ利用で追加ポイントがあります。平日乗車で18マイル相当、休日乗車で36マイル相当が手に入ります。また、年間50万円以上利用するのであれば両カードともボーナスポイントであるオキドキポイントがもらえます。ANAJCBワイドゴールドカードはオキドキポイント1ポイントを3マイルに交換できるのに対し、ソラチカカードはメトロポイントを経由することで1オキドキポイントを4.5マイルに交換することができます。

以上からSFC昇格を狙っているのであればANAJCBワイドゴールドカード、それ以外の方や通勤通学で東京メトロを利用する方であればソラチカカードをおススメします。

一般カード検討のかたはJCBブランド一択!

ここまでANAゴールドカードをおススメしてきましたが、年会費が気になりどうしても一般カードがいいというかたはANA JCB一般カードかソラチカ一般カードをおススメします。どちらもJCBブランドのカードになります。なぜJCBブランドを推すのかというとスターメンバーの制度があるので年間利用額次第でマイルの還元率が少しアップするからです。

まとめ

はじめてANAカードを作る人におススメのANAカードについてカードランクやブランドの違いの側面から紹介してきました。どのカードがいいかは貯める方法やマイルを貯める目的によって異なります。ANAカードの種類が多すぎてどれを選べばよいかわからない人の参考になれば嬉しいです。読んでいただきありがとうございました。

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